昭和28年発売 ST管真空管ラジオの最終期で次第にMT管に取り変わっていく頃のもの。短波が受信出来る高級機です。高級家具の風格 希少品スマホの音声をこのラジオで聞けます。真空管ラジオbluetooth付きダルマの置物に似た真空管の姿、ST真空管の優しい流線形、二重の丸みから見える美しいヒーターの静かな赤い灯火(ともしび)に暫く見とれてしまった。よき時代が透けて見えた木箱に放送局選局のブリキ板が木ネジ8本で留めてある。その上にプラスチック板が木ネジで留めてある。清掃分解後の組立が大変だ。見るからに手作り作品だ。当時15歳の組み立て工員は元気で居られているなら今年82歳になられてます。右半分に当時の全国の放送局コールサインが印刷してあるバネルが占有している珍しい歴史的機種。開局時の歴史的一声は有名な「聞こえますか？」のJOAK東京NHKやJOBK大阪NHKなど各局が印刷されてます。昭和28年以降に開局した新しい放送局は載ってない歴史的なもの。ラジオの歴史を語るには無くてはならない貴重品。1978年に周波数ピッチ一斉変更もあり単なる目安、あくまでもアナログ時代。放送局名が変わっても呼び出し符号コールサインは変わらない。例えば、開局70周年の京都ラジオはラジオ京都→KBS京都→近畿放送→京都ラジオなど。JOBRはそのまま。ボリュームだけ既に交換されていた。それ以外はそのままだった。配線回路整備、コンデンサなど部品交換しました。マジックアイは新品を取り寄せ交換済。パネルに傷は全くありません。透明度は抜群！！中波、短波共によくなってます。短波は当時の広帯域で6Mhz～18Mhz国際バンドまで受信可能。綺麗な配線図、配置図が木箱内に貼付あり。裏ぶたの裏側には綺麗な仕様の張紙あり。木箱裏に木箱検査印の押印あり。ほとんど人手が入ってない状態だ。真空管は、ガラス部分のぐらつきのない程度の良い印字も鮮明なものに5球共に差換え済。ペーパーコンデンサは交換しました。修理はボリューム以外は一度もされた形跡はない。真空管ラジオbluetooth中央の金属製Nationalロゴは旧ロゴで年代物だ。65年以上経ってますのでそれなりの小傷などがあります。ゆうパック120サイズで兵庫県から送料着払い発送します。