【LISTEN TO THIE EDDIE】 この日の演奏は3つの音源の存在が確認されている。本作のディスク1から3は前述のようにミラードが録音した最高のオーディエンス録音を(便宜上ソース1)をメインに、後述するソース3で補完するという編集がなされている。ほとんど瑕疵のない完璧なソース1であるが、「Te Years Goe」の中盤におけるカットが唯一の曲中カットであった。この箇所はこれまで何故か二日目を収録した『Time Traveller』(TDOLZ)で初登場したソース2で補完することで完全収録というのが定番の編集であった。しかしこのソース2は音質があまりよくないというのが欠点であった。もとより内容的にほぼ完璧であったWedyの旧盤であったが、今回は、より音質の優れたソース3で補完することによって更にグレードアップを図ったものとなっている。【LISTEN TO THIS ERIK】 そして本作のディスク4から6は近年になり録音者自らが40年ぶりに公開したソース3をメインに、ピッチ調整を加えた上で、ソース1で補完するという形で収録されている。この新たに発掘されたソース3の補完箇所としては、「No Quarter」の曲中約18秒間、「Heartbreaker」の曲中約1分50秒間と、ランニングタイム5分10秒以降「guitar solo」から「Achilles Last Stad」の冒頭57秒までの間。そして「Stairway To Heave」の曲中約10秒間である。【そして再び新しいLISTEN TO THIS EDDIE defiitive editio】本作、Wedyレーベルの『LISTEN TO THIS EDDIE』は完売を重ね、これで何度目かの再発ということになる。数ある同名タイトルの中でもベスト・タイトルとして評価されている厳然とした事実が、このように完売を重ねる勝因であろう。今回の再発に当たっても、改めて最高の『LISTEN TO THIS EDDIE』をマニアの皆さんに聴いてもらいたいと思っている。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。