画家の詳細は不明です。残念ですが このため模写としておきます。まさに写真かカラー印刷のように見えますし、肉筆油絵の証明とも言える「絵具の線痕、凹凸」が確認できません。
大倍率のルーペでようやく肉筆画の確認が可能な精密画です。カンバスではなく、板紙に描かれています。普通の油絵の筆ではなく繊維が細く、高密度の高級な筆で描かれ、下地にも独自の工夫がなされているとの事。
太陽光の下で 光線を斜めに受け、ルーペで見なければ 肉筆の筆痕の確認が難しい程のスーパーリアリティの油絵です。
尚描かれてかなりの年数、多分50年以上経つと思われます。数か所に ヒビがあります、例えば、梨の左上方にはかなりのトラブル、水差しの把手内部の下部の空間、水差しの蓋のツマミを囲むように円形のヒビ、他
ヒビで浮き上がったところは固く どうやら硬化剤のようなので処理され、多少の力でも剥がれることのないよう処理されているように思われます。
画面は 36 x 44 センチ、木枠はかなりの年代もので評価はしていません。ノークレームです。
  


裏に 薄い墨のような字で  山村栄 1999とありますが 追跡が出来ず、検証ができないので無視し 画家不詳としています。

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